政権交代選挙

昨日の投開票で、今までの自民・公明の連立政権が今だかつてない惨敗をし、民主党が圧倒的な強さを見せて308議席を確保した。


国民の怒りここに極まれりといった風情だ。

しかし、これはちょっと勝ちすぎだ。当の民主党が自覚しているようなので過剰な心配はしないことにするが、この大量得票は消去法の結果であって、積極的な支持を民主党が集めたと考えてはいけないという点だろう。

自民・公明を外し、宗教色の強い幸福実現党を敬遠し、自由主義経済で発展した経緯から共産主義は馴染まず、社民は(旧社会党時代に)過去の政権担当に欠けるイメージを払拭できずにいる(反対だけをする政党だと思われている)。


その結果、民主党以外に選択肢がなかったと考える有権者は多かったのだろう。


そのために、(鳩山代表は使わないと明言したが)3分の2条項は例え状況を満たしたとしても使用してほしくない。(とはいえ、現状の308議席では単独で3分の2は行使出来ないからあと12議席かき集める必要はあるが……確か、単純に議席数だと3党連立でも届かない……よね?>320議席)


鳩山代表の記者会見での『国民のための政治』を是非忘れないでいてほしい。


一旦文章を切って、また別に期待することを幾つか書き綴りたい。