原発を継続するには

d:id:kyrina:20130401:p1という日記を昨夜書かせてもらったが、原発自体についても、単に反対ではなく、クリアすべき課題をパスさえすれば、と思い利権問題は一旦脇に置いて、継続の可能性について思考してみた。

大きく考えるのなら

  1. 運転継続の上での安全性の確保
  2. 廃棄物処理にかかる安全性の確保

ということになるだろう。

1については、ある程度簡単な判断ができる。
日本列島は約10万年周期で浮き沈みを繰り返しているとされている島であるが、その中でも安定した岩盤を探せば良い。
とりあえず、火山活動からは遠い方が安定していそうだから、温泉が湧かない都道府県の中から選定してはどうだろう?


え? そんな自治体はない?

私にはよくわからないが、その辺りは専門家に任せるとして、そういう場所のかつ海から離れた場所で、生活水の取水地ではない潤沢な綺麗な水があるところ。原子炉の冷却には大量の水が必要だから
アマゾン川くらいの水量があって、一級河川ではない川*1がある地域に作ればいいのだと思う。
え? それもない?

いや、それも私は知りませんよ。国土交通省の官僚じゃありませんから。それも専門家に委ねましょう。
あぁ、いざというときのために、潤沢な電力も確保しておく必要がありますね。まぁ、それだってアマゾン川くらいの水量が潤沢に注ぎ込む地形があればポンブとか使わなくてもいいので心配要りません。

あと、万が一の事故の際も、下流の水系が人工密集地に対して閉鎖系であることも必須でしょう。できればそこには生態系なんて無い方がいい。
放射能で突然変異を起こすといけないからね.

ろくに生き物がいない水系と言えば、摩周湖とか死海とか......あれ?

まぁ、気を取り直して進めます。


廃棄物の処理……プルトニウムをどう核兵器に転換できないようにしつつ処理するか、ストロンチウム*2セシウムをどうやって減損させるか。

これも簡単ですね。
『私の責任おいて稼働させる』と言った前首相と、『安全性が確認されたものから順次稼動させる』と言った現首相が交代で安全に見張ってくださることでしょう.10万年ほど。
本人たちじゃなければ、やはり責任を持って代理の方を立ててくださるはずです。安心ですね。


『どこで(に)安全に処理(保管)するのか」と言う問題も、さっき既にに提示済みのほんの10万年ほど安定な岩盤を国内で探せばいいだけです。


たったこれだけの事を解決して確約してくれれば、私は今すぐでも原発推進派に衣替えしますよ?


さもなくば、『安全』と言う言葉をわかりやすく再定義してください。国民が理解・納得できる形で!!

*1:一級河川は必ず開放系の水系に繋がっているからね!!

*2:食品などでは測定対象外になっているが摂取すると質の悪い放射性元素