信仰上の(割りとどうでもいい)疑問について

クリスチャンである私は、(信仰上の)根拠もないあることを、推測しており、確認できる日を楽しみにしている。

エス様(肉体)とアダムは、同じ顔をしていると言う無根拠の推測だ。


この推測について、少し披露してみる。まぁ、ヨタ話なので、特に参考文献などを引くつもりはない。

では、改めて。

最初の人、アダムは、言わば神様のお手製だ。神様ご自身が造られ、造った後に『見よ、それはとてもよかった』と満足したほどの出来だ。

と、なれば、『完全な、どこにも傷のないDNA』を持っていたと推測する。なお、その妻エバもほぼ完全に同じDNAをもっており、ただY染色体だけを欠いたことだろう(変わりにX染色体を2本持つわけだが)。それ以外の相同染色体は、およそ考えうるバリエーションを生むのに足る遺伝情報を持った(つまり、互いに違う)組み合わせであったろうと
推測する。


遺伝的観点で見るなら、これ以上無く、濃い血縁関係にある二人は、いわば近親相姦と見ることができるが、これが問題視されるのは、もっと時代が降ってからであり、実際問題がないだろうと考える理由がある。


およそ、近親相姦が禁忌と見なされる理由は、障害を持った子どもが産まれやすいからであるが、近親であるがゆえの発現性の高い遺伝病は、劣性遺伝であることが多い。

ぶっちゃけて言うと、遺伝子が欠落したか、エラーを起こしたか、とにかく『元ある形とは違う形』に傷付いており、父母の双方からその傷を貰ったとき、本来あるべき遺伝子を欠き、発現するわけだ。

と、なれば父母ともに『完全な遺伝子』をもつアダムとエバの子供たちも、限り無く完全に近い遺伝子を持ち、なんの問題も起こらない。


しかし時代が下るに連れ、様々な要因で遺伝子はあちらが欠け、こちらが書き変わり、二本セットのペアでなければボロボロの状態になるようになる。だから、そういう状態で近親相姦を繰り返すと、欠け同士がぶつかる可能性が上がり、良くない状態になるわけだ。

さて、アダムから約4000年ほど時代は下り、有名な処女降誕がナザレで起き、ベツレヘムでお生まれになるのがイエス様。


さて、この時神様は果たして、イエス様に、ボロボロの欠けだらけの肉体を準備するだろうか? いきなり大人として造った訳じゃないから、アダムとは同じ『完全な遺伝子』で造られたんじゃないかなぁ? と、勝手に想像する。(もちろん無根拠です、信じても構いませんが、言いふらさないでください。アイデア使用料を求めます (笑))


この推測を、とある牧師にしたところ、『それはあり得るかもなぁ、ただ、天国に行ったときにイエス様に会えるのは確実だし、アブラハム、イサク、ヤコブモーセ、エリヤ辺りに会えるのも確実だろうけど、アダムだけは会えるかどうかわからんぞ?』

おぉ!!
その視点は欠けていたなぁ。
確かに『肉の人』の祖にして代表格ですから、父のもとに帰ったと言う記載は聖書にないし、むしろ『そしてあなたは土に還る、あなたはそこからとられたのだから』だしなぁ。

となれば、イエス様ご自身に聞くしかないか。『イエス様って、アダムと同じ顔?』


強烈に不躾ではあるけれど、聞きたいものです。