空想科学原発

空想科学原発とは、架空の原子力発電所ではなく、架空の科学によって作られ、運用され、実際に使われている悲しいかな現実の原子力発電所のことである。

件の空想科学において、原子力発電所
壊れない事が規定の事実であると認識されているため、壊れた場合の想定はあまり真剣になされない。

また、耐用年数などと言う現実的な考えに基づく概念は、ファンタジーと同様に見なされるため、意識にも上らない。そう、いわば人類史におけるオーパーツ、超越テクノロジーに支えられていると言うのが、この空想科学原発の特徴と言えよう。

問題は、背景思想は空想に基づく超常概念であるにも関わらず、存在が現実のものであるための著しいギャップを、政府も電力会社も国民もまともに見つめようとしなかった、先送りにして解決しないまま来たことにあると言えよう。

とりあえず、停めません?