ミネルバのフクロウ

ミネルバのフクロウは要らない。

ミネルバのフクロウは夜に飛ぶ。

全てが判明してから、したり顔ではじめから全てが判っていたような、自分では何もせずに、それが最良の選択であったかのような「知恵者」等要らない。

今、次の世代を紡ぐため、拙いながら声を上げ、あがく愚か者でよい。己の無知を知らない知恵者等に用はない。

この時代をまさにいきる私たちに、今は総括は要らない。

先を見通すことなど出来ない。

ただ、最善を願い、声を上げるのだ。

少なくとも、今の政権の暴走を傍観して「あれは、歴史上仕方のないことだったのだ」等と、言う老人に、僕はなりたくはない。

だから、声をあげよう。
生きるために、いきる屍にならないために。