キッズメッセージ

さて、また今朝も教会学校の子供たち向けにメッセージをしてきたので、その原稿を載せます。

実際には、だいぶここからアドリブで動いてしまっているけれども、それはそれということで……

なお、つい先日の水曜日まで、私は違う箇所を準備していました……何を見て間違えたんでしょう? それはそれで、学びにはなったんですが、あせりまくりました。

    • レイアウト変更 060212 23:52

────ここから───
「風も水も、お命じになれば従うとは、一体この方はどういう方なのだろう」 ルカ 8:25 (マルコ4:35-41)

 おはようございます。
もう2月も半分過ぎて、今年も1月と半分過ぎました。
今年はインフルエンザが随分とはやっていますね。
学級閉鎖や学校閉鎖もあるみたいですが、皆さんは大丈夫ですか? うがいや手洗いはきちんとして予防をしましょう。

 さて、先週は岩の上に家を建てる話でしたね。家の中では土台の部分が一番大事だってみんながすぐに答えてくれたので、先生もとても嬉しかったです。

 大事な土台というのは、みことばを聞くだけでは無くそれにちゃんと聞き従うと言うことでもあった訳です。

 みんなにとっての土台であるイエス様の事を今日もお話しますね。

 ある日の夕方のことです。イエス様はそれまでガリラヤ湖に浮かべた舟から群衆に向かってお話をされていたのですが、お弟子さんたちに向かってこうおっしゃいました。「さぁ、向こう岸に渡ろう」 

 するとお弟子さんたちはイエス様に従ってガリラヤ湖の向う岸に向かい始めました。


 急に突風がゴォーっと吹き荒れて、湖が大きく波立ちました。
 さぁ、考えて見てください。舟と言ってもフェリーとかタンカーみたいな舟じゃありません。ボートを少し大きくしたような舟です。
 それが大きな波に揺らされたんだから大変です。舟の中にも水が入ってしまい、お弟子さんたちはすっかり怖くなってしまいました。
 イエス様はどうしたんだろうと見てみると、なんと舟の後ろの方でのんびり寝ています。お弟子さんたちは、もう怖いの半分、呆れたの半分でイエス様に食ってかかります。
「先生!! 私達が溺れて死にそうでもなんとも思われないんですか?」


すると、イエス様は目を覚まして、風と湖を叱り付けて「黙れ、静まれ!」と一言おっしゃいました。!


どうなったと思います。
エス様はほんの一言言っただけです。


そうですね。嵐が静かになったんです。


これと似た様な箇所を、皆さんは、このキッズメッセージの中で聞いたことがあるんだけど、判るかな?
誰かが、一言言っただけでその通りになったということは、聖書には一杯書いてあるんだけど。たぶん一番最初は「光よ、あれ」って言葉でしょう。


これは誰の言葉だったかな?


神様、父なる神様ですね?
エス様は子なる神様です。


普通の人が「黙れ、静まれ」と言ったとことで、風が静かになったり、湖の波がおさまったりするでしょうか?
○○くん、台風に「だまれ」って言ったら風が止むかな? ◎◎ちゃん、黙れ静まれ、って湖に言ったら、嵐の湖の波がおさまったりするかな?


これは、イエス様がこれらのものを創られて、治めておられる本当の神様だからこそ起きたのです。
エス様は、篝火をたいたり、断食して変な呪文を唱えた訳でも、魔法の杖を振った訳でもありません。
ただ一言おっしゃられただけなのです。


このことから、イエス様が本当に権威のある方であることが判ります。


ん? 「権威」が判らない?


難しい言葉なので、本当はちょっと違うんだけど、「力がある」とか、、なんなら「えらい」と言っても良いかも知れませんね。



エス様はお弟子たちに、こういいました。


「どうしてそんなに恐がるのですか? 私と一緒に居るというのに、まだ私を信頼できないのですか?」と


お弟子たちは互いに顔を見合わせながら
「このイエス様は一体全体何者なんだろう?風や湖さえも言うことを聞くなんてきっと神様に違いない」


と言ったのです。


皆さんは、もちろんイエス様が神様だということを知っていますよね?
この時、イエス様は弟子たちが本当にイエス様を信頼できるように励ましてくださったのです。


私達は、このイエス様を知っていること、信じられることを本当に感謝しましょう。


それでは、もう一度暗唱聖句を読みましょう。