後継者問題

さて、それはそれとして、もう1つ。

女帝問題、さらには、女系天皇問題があるわけだが、60年ぶりに蒸し返され、また眠っていくわけだ。
天皇家の存続自体に、疑問符を投げかける声のある中で、女系天皇は論外だろう。女帝それ自体は男系に続くなら歴史上に例があるからには認めるとしても、それであっても男系であることは、論を重ねるまでも無い。

(旧帝国憲法に「万世一系」と記載されているのは、「男系の……」ということに他ならない)


私は、事実上皇族に人権を認めない、現在の天皇制には反対だ。しかし、けっしてそれは、皇族の誰かが嫌いだということは意味しない。むしろ(先方に不本意としても)同情的であるというべきかも知れない。

現状では、いきなり天皇家を終わらせろというのは無理である。だからせめて……男系男子が途絶えた時には、そこで終わりとしてあげたいのである……極論だろうか?

P.S.

似たようなことを別の視点で書いている日記にたどり着いたので、リンク&トラックバック

http://d.hatena.ne.jp/sanhao_82/20060906


なるほど、皇室典範の「廃止」ね……それは妙案かもしれない。
一から十まで自由意志を与えていないものね……それくらいの自由は許されるかもしれない(本来なら……)