主日礼拝
第2聖日。
今日のメッセージは水谷潔牧師(ブログ: 命と性の日記〜日々是命、日々是性 )が取り次いでくださった。
テーマは『主に導かれる豊かな人生』として詩篇23篇からのメッセージだった。
ダビデ王の讚美とされるこの詩はでは、(かつて羊飼いだった彼自身が)自分を羊に、神様を羊飼いに喩えてこう書いている。
主は私の羊飼い。
私は、乏しいことがありません。
詩篇23篇1節
そして、聖書の中で羊という動物は、愚かで、自分では身を守る事もできない弱い存在の象徴として描かれている。
その様な羊に自分を喩えた上で乏しいことがない、と云うのはどういうことか?
これは、羊飼いが話のポイントになる。
つまり、羊が全うに、狼に襲われたり、飢えたり、道からころげ落ちたり、食べ過ぎたりしないためには、良い羊飼いに飼われることが必要なのであって、個々の羊の能力如何に因るのでは無いということである。
ダビデは続く節で、具体的にどれ程の信頼をもって、この信頼の中を歩んでいけるのか、を証ししている。
正しい羊飼い、良い羊飼いについていれば、幸せは嫌でも追い掛けてくる、という力強い励まされるメッセージだった。
誤解してはいけないのは、クリスチャンとして神さまを信頼すれば、苦難が無くなったり、物質的に満たされたりするということは意味していない。
むしろ、他人に理解されないことは増えるかもしれない(と言うか、増える)。
しかし、同時に確実な道筋が見えて(示されて)くるので、苦境・苦難にも確信をもって向かっていける安心感をも持つことが出来る。
心に留めて歩んでいけたらと思う。