どうなるのか? 平和憲法

今日、参議院で健忘改正に関わる国民投票法案が可決されました。

これで、九条が事実上無効化されていく手順に必要な法整備は完了したわけで、あとは具体的にいつ、どう変えていくのかと言う勢力に、どんな抵抗が可能なのかと言う、悲しいほど無力な世界に突入です。

以前にも書きましたが、今回可決した国民投票法は(既に、『法案』じゃない)、その改正のために必要な票数として、「有効投票の過半数」のため、国民の関心が低ければ低いほど容易に改正が可能になりました。


システム屋なら、必要なトリガーとして「有権者過半数」か「投票総数の過半数」を要するシステムを考えないと、クライアントから莫迦呼ばわりされる事必須です、「周知」させなければ勝ちだし、All or nothingですから、非常に問題になる条項が、深く議論されなければ、「大半の問題無い条項と一緒に」書き換えられてしまうでしょう。

たとえば、Windowsのpatchが、全部必ずまとめて当てなくてはならず、しかも元には戻せないとしたら、どうでしょうか?

幸いにもあのOSは(普段文句をさんざん言っていますが)そこまでばかな作りにはなっていないようです。


あんな法案を出すのは、国民はバカだと言われているも同然なのですから、みんなちゃんと怒るべきです。


とにかく、今から先、無関心はそれだけで戦争に賛成しているのと同義になったことだけは、忘れないで居たいものです。

(常に、そんなことを考えることを強制されるなんて嫌な世の中になりましたね)

私が書いたことが『タワゴト』であって欲しいと、本当に想いますし、また、祈ります。