濃密な時間
しばらく前の事、教会の祈祷会で、ある兄弟が言った言葉が印象的だったので、メモ的に
キリストを信じて洗礼を受けたあと、様々な物事を良く記憶できるようになったと言うのだ。
いや、それが洗礼の効能だとか言うアヤシイ話ではない。
どう言うことかと言うと、様々な出来事に対し、以前はそれなりに悲しんだり楽しんだりはしていた筈なのだが、それでも、それぞれ独立した出来事として捉えていた。
しかし、クリスチャンになってからは神様への感謝と共にその背後の働きに思いを馳せるため、それぞれの記憶が関連付いて、忘れにくくなっているのではなかろうかと、その兄弟は証しされた。(さすが数学的思考!)
これは、私も思い当たる。
記憶がフックされているようで、信仰を持ったこの十年ばかり、それ以前よりも(短期記憶と言う意味ではなく)日常の事を良く思い出せるようになっている気が確かにする。
感謝しながら、繋がりで考えるから忘れにくいのか。納得である。