楽する努力をしないなんて……

少し変なタイトルだけど、だんだんこの辺りに本質がある気がしてきた。


私も含め、『他人に触れられたくない』という言わば『個の領域』と言うものがあるのだけど、目的のために、それをどこまで譲歩するかを考えてみる。

疲れている、あるいは眠い、そんな状態で列車の座席が埋まっていればともかく、空いているなら座るだろう。

7人掛けの席に均等に5人座っている場合はどうだろう?

私なら、『すみません』と一言言って詰めてもらう、が、そうはせずに一人が立ち4人になった段階で『争って』その席に殺到し、一人が座ると残りが諦めるという光景を複数回目にする……

まだ二人分空くんだよ?

にもかかわらずだ。


以前はマナーの問題だと思っていたのだが、実はそれほどまで『個の領域』を侵さない、侵されないという意識の現れなのではないのかと。


個の尊重は必要だし、没個性な存在になる必要はない……が、この状況は危うくないか?

そんなことを、通勤の行き帰りによく思う……

(変な自己ルールができてきて、7人掛けの席に6人座っていれば『満席』、5人なら『空席あり』と見なすようになってしまった……)


どう祈ろう?