道を歩む。足元を見ながら、周りも見ながら。

良く見て歩かなければ、崖から落ちるかも知れないし、壁に激突したり、足元ばかり見ていて、目の前に突き出ている木の枝でまぶたを引っかいてしまうかも知れない。

主は、祈りつつ歩む時、御心ではない全ての道を閉ざされる。
吟味は、いつでも必要であるけれど、何度も、何度も慎重に確認する必要はあるけれど、それでも、その道を歩んでいく事ができるとき、たとえ細い道であってもそれが「狭き門」に繋がっているなら、なお、恵みだろう。

だから、不安があっても、戸惑いがあっても、急に変わる景色に動揺しても。
それでも、歩くべき道であれば、歩き続けよう。立ち止まる事はあっても、道を踏み外す事が無いように、気を付けながら。

そう、し続ける事ができるように、ただ、祈る。