過冷却
最近、うちの教会に起こる出来事が、何かに似ているなと考えていた。
そうしたら、こんなことを思い付いた。
ご存じの方も多いと思うが、あえて順番に行こう。
通常、水の凝固点(氷点)は摂氏零度だが、静止した真水を、ゆっくり冷却すると、氷点を下回って水は液体の相を維持する。
これが過冷却の状態だが、ここにわずかな不純物を入れてやるか、衝撃を与えてやることで、ほとんど瞬間的に水は固相(氷)に移行する。
物事が、あまりにも急速に進むときというのは、これに似ている気がする。
準備は、静かに、静かに進んでいたのだ。
二人も一度にとは、なんと喜ばしいことだろう。
もちろん、氷のように冷たい話ではなく、むしろ熱い話なのだが。
今年は、山積みだな。(謎