中絶考

香川の受精卵取り違え事件アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル
で、現在報道は医療のミスを叩く方向に傾いており、再発防止も含めて議論されているが、
ほとんど問題にもされていない件があり、考えていたのですが、求めていた視点での記事が
ありました。

受精卵を取り違えたら、中絶は当然なのか? | 命と性の日記〜日々是命、日々是性

幾つかの記事を検索していくと、この受精卵は、正しい父母には何の確認もないまま殺されていることが判明しています。


どういうアプローチがあり得たかという事は考える余地がありますが、間違った組み合わせの受精卵の場合には中絶を是とする風潮があるように見受けられます


そこに宿った生命は、間違っても親のものではなく、その命自身の(本当を言えば、信仰的観点からは神様のと言うべきでしょうか)ものであり「親の都合」で左右されるべきものではないはずです。


そういう意味では、オバマ大統領の中絶をめぐる発言や行動(http://www.cnn.co.jp/campaign2008/CNN200804140021.html ,
http://s02.megalodon.jp/2009-0212-2227-37/mainichi.jp/select/world/news/20090124dde007030002000c.html )にも違和感を覚えるのではあるが、今回の中絶の事件も生命倫理という観点からよく議論されるべきであると考える。

最終的にはそもそも避妊治療でどこまで踏み込んでいいのかという問題にも突き当たると思われるが(人工授精の可否、代理母は容認されるか、精子バンクは容認されるか……わたし的には、全部否定的見解なのですが……色々意見はあるとお思います)


皆さんは、どう考えますか?