武装解除・少年兵
昨夜、帰宅すると妻がTVを視聴していたので私も一緒に眺めていたのだが、NHKのプロフェッショナル 仕事の流儀が始まったので、真剣に魅入る事に。
今回は瀬谷ルミ子さんと言う日本人女性の会でしたが、彼女がプロフェッショナルと呼ばれる分野は『武装解除』
職業なのか、それ……
そんな感想がまず頭をよぎり、見ていくうちに次第に状況がわかってきました。
この方、NGOの方ですが、武装解除と武装解除された兵士の社会復帰を支援する立場の方でした。
彼女のブログも見つけたので、下記に張っておきます。
番組中では少年兵の社会復帰の困難さも取り上げていました。
番組中では、家族を皆殺しにされないための条件として、父親の腕を切り落とすしかなかった少年の話があがっていましたが、彼はその後武装組織に拉致されて、その一員として銃を取る事を強制されます。
しかし、戦争が終わり、武装組織が解体されても、そんな(父親に危害を加えるような)悪魔のような子どもは要らないとされ、変える場所がない……
そんな話が出ていました。
これより以前に私は
日本国際飢餓対策機構(ハンガーゼロ | 1分間に17人飢餓で亡くなっている現実を知ろう。)の職員をしているうちの教会の姉妹から、他にも自分の故郷の村を焼き討ちさせられた少年や、家族殺しを強制されたもの、その他多くの事例を聞いた事を思い出しました。
目の前の問題ではなく、その原因が解決するなら、人口問題も、食糧難も、そして戦争も無くなって行くのでしょうけど……
いきなり、全部解決するのは無理。
せめて、問題を知り、意識し、出来ることがあれば躊躇しないようにしていきたいものです。
祈ります