世界一普及しているデータベース

といっても、某『神託*1』な商用データベースの話ではなく、聖書の事。

書名:章番号:節番号 の組み合わせで*2、何を参照すべきかをすぐに示せる聖書は、世界で最も普及していて、また活用されているデータベースと言えるでしょう。

更に、コンコーダンス等を併用すれば、欲しい情報により早くたどり着けます。*3


最初に聖書を章と節に切り分けてくれた人たちに感心。

だってね、『ページ数』は文字の大きさで変わるし、版が違えばやはり変わるし*4、イエス様の頃にはまだ章と節に切り分けするのはメジャーではなかったようで、(旧約)聖書は丸暗記する前提であったみたいだし……


でも、データベース化してくれているので、電話やポストの向こう側の人にも、(相手が聖書を持っているか、調べられるなら*5)書名:章番号:節番号 を伝える事で、相手の言語、記憶容量に関わらず正確に意図を伝えることが可能になるのです。


まぁ、データベース化したのであっても、はじめからデータベースを意図して作られたわけでは無いので、正規化とかは考えられていませんが、十分に実用的なかつ世界で最も普及しているデータベースなのは疑いがありません。



あなたも、この世界で最も普及しているデータベースを手元に置いて活用してみませんか?

*1:ORACLEのこと

*2:例外はある

*3:コンコーダンスとは、とある単語が聖書の何処にかかれているのかを単語別に列挙した辞書のようなもの。DB屋ならインデックスだと思ってもらえれば良いでしょう

*4:この辺りは、私が普段使っている新改訳聖書の第三版には第二版の相当するページを併記はしているが、まぁ限度はある

*5:同一データベースではないが、同一内容のレプリカがある状態になるのかな? はっ!、同期が取れない!! って、書き込み権限はもう誰も持っていないので、心配無用です