96条改正議論にからんであれこれ

大学時代の友人と、メールで議論を交わしているところ。
私には私の、あちらにはあちらの、それぞれの主張がある。

憲法の改正も、もっと議論をおこして、それから行うべき性質のものだと思う.
稚拙に『改訂の方法』だけを改訂して、あとから(こっそり)すり替えようなどという方法論は却下だ。

9条を変えるべきだというなら、そういう議論をすればよい。(もちろん私は反対するだろうが)
その上で、変えられるべきだという判断が下るなら(出来得れば、投票率が50%を越えた状態で)、それはもう仕方が無いことだろう。

その時には、徴兵されて福島(第一)か敦賀もんじゅ)に派遣されても文句は言えないのだろう(その前に海外逃亡か? いや、たぶんそれは無い)


いずれにしても、だまし討ちのような進め方には承服できない。
私はきっちり護憲派なので、よほどの理由の無い限り、現行の憲法を死守しようとするだろうが(およそ、人類のたどり着いた現行最高の法規であると考えているので)、
憲法自体にその改正についての条項があるのだから、正しい手段に則ったものであれば、単に否定のための否定に走らないことは肝に銘じよう。

いずれにせよ、憲法の改正は大事業だ。あまりにもさっさと済ませようとする現政権には疑問を投げかける。