人権擁護法案 続報

反対意見を表明はしたのだけど、何が争点なのかを私なりに一つ。

まず、この「人権委員会」なるものが、ほとんどあらゆる権力からの独立を宣言されている点です。(第七条 人権委員会の委員長及び委員は、独立してその職権を行う)
ところが、この「人権委員会」なるもの、無給なのです((費用)第二十六条 人権擁護委員には、給与を支給しないものとする。)

普通、裁判官などのように、立法、行政から独立した権利を与えられる「司法」を司るものは、他からの妨害(まぁ、買収とかですな)に抵抗できるように高給取りです。(これが良いかどうかは、また別の議論)。

ところが、この人権委員、そもそも無給なのですね?
つまり、他に生計を得る手段を持っている人間で、かつそんな「暇」をもてあました人しかなることが不可能なのです。

そんな「委員」って誰なんでしょうねぇ?
税金を払わなくても良いような事業者でしょうか?(謎)
不逮捕特権をすでに持っているような先生たちでしょうか?(まぁ、先生が自らなることは無いか、でもやっぱり謎)
あるいは、唸るほどの金を持ち合わせている、既得権益を守りたい、そんな人でしょうか?

なんせ、認定基準が公開されていませんし、不透明なままなのですよね?

まさか良識ある国会議員の先生たちがこんな法案通すとは思いませんけど、危惧されることは確かです。
どうなるんでしょうねぇ? この国は。

在主

  • 追記

メッセンジャー関係の名乗りを「ユーザー@人権擁護法案反対!!」な形にしておくと、割と人目を引くようです。周知前に私の名前見て、行動してくれた人が吹く数名、ご参考まで。

  • 追記2

この法案、提出したの法務省なのね? よく読んで無かったわ orz
まぁ、一緒だけどね。