選挙

さて、参議院選が近付いている。

近付いているのは良いが、7月29日という投票日の設定、どうなんでしょうか?

夏休みな時期よね?

子どもに「どこか連れていけ」と言われる夏休みの日曜日。

投票率を下げるための工作だと私は理解していますが、異論ありますでしょうか?

2010年から着手すると言う憲法改正の動きも忘れてはいけません。

年金問題も、一年でなんとかすると請けあっているようですが、そんなこと、物理的に可能ですか?

テレビの地上デジタル化、現行のテレビを期限までに置き換えるだけの数を生産する能力を、日本は有していましたっけ? そんな無謀な計画を放置しているのはどこでしょうか?

「選挙の時の争点」にかかわらず、今後六年間議員を勤める人を選ぶのですから、あんまり気楽ではないのも確かです。

論じれば論じるほど、明るみに事が出れば出るほど不利になるところがあるようにみえます。

だからこそ、争点にはならず、投票は夏休みの日曜日なのでしょう。

私は、今回の選挙期日前投票をします。
一票の権利は、同時に、現状の、今後の政策に、文句をいう権利の確保だとも思います。

意思表示をしなかった人は、召集令状が来ようが、自分の恋人や子どものヌード写真が手元にあるがゆえに逮捕されようが、財産が事実上不当に取り上げられようが、文句をいう権利を放棄したのだと理解して欲しいものです。
(上に書いたことは冗談ではなく、順番になされていく法整備を、悪意に基づいて運用するなら現実味を帯びてくる事柄の、ほんの一例です)

白票も、できるだけ無くしましょう。
「どうしても入れたい候補が居ない」場合には、せめて「もっとも当選して欲しくない候補にとって、もっともダメージを与える投票」が次善の策です。

まだ産まれても居ない子どもの、生涯収入まで全て使い込んでしまわないうちに、選挙権のある大人は、思考停止ではなく、正しい選択を心掛けましょう(心掛けた結果が間違いなのは、何もしないよりはましなはずです……少なくともそう信じます)

次の戦争なんて永遠に来ない事を願いつつ。(たとえ、ておくれだとしても)