ニーバーの祈り(再)

以前にラインホールド・ニーバーの祈りについて、日記に書いた。

ニーバーの祈り - きりなの日記

つくづく、今の時代は(いや、いつの時代もなのかもしれないが)このような祈りが必要とされるのだと、感じる。

O God, give us
serenity to accept what cannot be changed,
courage to change what should be changed,
and wisdom to distinguish the one from the other.

Reinhold Niebuhr


あぁ、神よ、どうか我らに
変える事の出来ないものを受け入れる平静さと
変える事の出来るものを変える勇気と
それらを見分けるだけの分別を与えたまえ。

ラインホールド・ニーバー

国家間の思惑も、年金の問題も、数々の偽装事件も、9.11も、受け入れられないものを、変えるこはできていない。変えることが出来るものと、出来ないものを見分けることが、どれほど重要なことなのか、知っていながら判らない。


時は流れます。


人は成長し、やがて、老いていきます。


でも、聡くなれないでいます。(個人のことではなく、全体として……ね)
いまだに戦争を克服できず、嘘をつき、騙しあう……


変える事が出来るものは、変えられるように(間違い、偽装等……、以下多数)
変えてはならないものは、守れるように(生命倫理、基本原則等…、以下同様に多数)


強さは無くてはいけません、しかし、強さが全てであっては、やはりいけない……そう思います。