この間見た夢

それはどんな夢であったのか、解き明かされるべき夢であったのかを私は知らない。

土曜日の朝に見た夢


教会のとなりにある病院の二階に私は居る。何をしに来たのかは知らない。(更に言えば、病院内のレイアウトが、知らない病院だ……でも、となりの病院だと確信する、夢とはそんなもの?)


ふと、院内に放送が流れる。


余命30分ほどの少女が院内におり、死ぬ前に、まだ会った事のない人と話したいのだという。協力していただける方は是非病室へ……と放送は続く。


病室(手術室?)の中にたどり着くと、小学校高学年か、中学生とおぼしい少女が、既に駆けつけたと見える他の人と話をして居る。わりに元気そうに見えて、死にそうには見えないのだが……

全く、知らない子だ……と思う、彼女に触れて声を掛けようと思い近づこうとした……と思うのだ。

次に思い出せるのは、母に電話しながら、その子の事、亡くなった父の事を話していた気がする。

終わるなり、私は再び、彼女の病室に戻ろうとした。


ということはまだ30分が過ぎていないのか、あるいは過ぎてなお再びその病室へ戻っていこうとしているのか……そこで目が覚めた。

なにも背景も分からないこの夢は、しかし普段のそれとは違うようであり、寝ていた方が自分のような気もし続ける。


忘れてしまうのも癪なので記録する