そういや、ハロウィンって今日やなぁ。
まぁ、ハロウィンは教会の公式行事じゃないんで関係無いっちゃないんですが、ふと思い出したので。
プロテスタントの行事じゃないし、カトリック……というわけでもないらしい。
あれ? でも、小公女に万聖節の前日って記述があった気が(手元に無いので、単なる気のせいだったらごめん)……
ちなみに、万聖節(ALL SAINTS DAY)のほうはカトリックの行事で、一年のあらゆる日に「聖人」がカトリックでは定められていますが、聖人の数は既に366人を越えているので、閏年入れても日付が足りない。
そこで、『残り全員11月1日ね』って日が『万聖節』。(母校の創立記念日なもんで、ついでに覚えています。)
話を戻して、ハロウィーン。
結局、あれはイギリスの風習で、(その際に『いたずらな精霊たちが、万聖節でおとなしくさせられる前の最後の晩に悪あがきして大騒ぎするパーティー』になったらしい)それがアメリカで広まって、アメリカ経由で日本に来ているらしい。
元が聖書じゃないと言う意味では、こんだけ違うのもなかなか無い気はしますが、鯉のぼりや、ひな祭りと同列だと思えば納得か。
桃の節句、端午の節句を異教的と排斥する向きもありますが、いまだにお雛様や鯉のぼりや兜を拝む人を私は知らない。(積極的に飾るべきかと言われるとまた悩みますが)
あんまり、律法的に『あれもダメ、これもダメ』と言う必要はないのであって、*1
サンクス・ギビングデイは『アメリカの』クリスチャンの記念日ではあっても、他の国には基本的に関係無いし(おめでとうくらいは言うかもしれない、その日にアメリカ人に会うなら)、信仰と平行して文化や習慣はあるのである。
日本の風習をすべて排除しようとしたら、いったい誰がやって来るでしょうか?
そんなことを考えていました。
*1:とは言え、主の他に神が在ってはならないのは譲らないラインなので、『何でもありだ』と言っているのではないことは誤解無きよう