愛することを教えて下さい。

たびたび取り上げている、水谷潔師のブログよくぞ書いて下さいました(3) | 命と性の日記〜日々是命、日々是性にて、この本のことが取り上げられた。(教会関係といえば、そうですが、想定読者は別にクリスチャンだけではないので、タグに[教会]をつけるのはやめました。)


また、Amazonには載っていない……(掲載されたら、上のリンクが自動的に画像付きになります)

梶先生は、d:id:kyrina:20061221:p1 でも取り上げたが、既に他界された方だ、

その先生が生前に書かれた本で、いずれ読もうと思ってはいたのだが、水谷先生のブログで紹介されたことで「いつかじゃなくて、今読もう」と思い立った次第。

まず目次を見て、クラクラとする……なるほど、夫婦の性生活について大事なことを書くということはそういうことか。


まず、愛の大切さは知っていた、だが愛を知らなかったと、結婚し子供もいる牧師である著者の告白が冒頭にある。
愛を知らなかったがゆえに、別れたかつての恋人のことも含めて、この本は赤裸々に語る。

次に、子供たちの母親であり、牧師夫人である妻からの「あなたの愛が感じられない」との告白と、師の動揺、見栄と憤りと……といった経緯、そして理解と、本当に愛するとはどういうことかと言う話に進んで行きます。

うまく書ける自信が無いので、目次の章立てだけは書いておきます。

  • プロローグ
  • 第一章 恋心
  • 第二章 もう一つの愛
  • 第三章 恋を実らせるために
  • 第四章 あなたの妻と喜び楽しめ
  • 第五章 夫婦としての心遣い
  • 第六章 不倫のもたらすもの
  • 第七章 心をむしばむもの
  • 第八章 心に苦しみのある人へ
  • エピローグ
  • あとがき

小見出しが本当は一杯ありますが、私には書けませんでした。(特に四章)
読んでしまえば、常識的な、でも、読まなければ多分気付かずにいたさまざまな大事な事に気付かされます。

恋人・妻以外の異性との接し方をはじめ、色んな示唆に富んでいて、注意を喚起させられます。
色々と気をつけなければ。

この本は確かに財産ですね。

中高年の夫婦、新婚の夫婦、そしてこれから結婚を控えた人、その前の段階の人 これらの人に読んでいただきたい本です。

中高生には……この本はもう少し待ってもらって、今のところは、こちらをお勧めします。
⇒ 性について話そう―のんちゃん&おかあさん (参考までに、うちの教会書籍には入っています)



キリスト教書店以外で手に取るのは難しいと思われるので、上で紹介した[書名]のところをクリックしてもらえれば、いのちのことば社の該当ページに飛べるようにしてあります。